人穴富士講遺跡
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23.人穴富士講遺跡

富士山西麓に位置する人穴浅間神社(明治以前は光きゅう寺大日堂)には、富士講の開祖とされる長谷川角行が洞内で千日間立ち続ける修行を行ったとされる溶岩洞穴「人穴」があります。全長約83m。浅間神の啓示を得た角行は、やがてここで入滅します。周囲には富士講信者が立てた約230基もの碑塔が残されています。鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡』には、洞穴内を探検した武士が霊的な体験をしたことが記されています。