吉田胎内樹型
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22.吉田胎内樹型

平安時代の937年の噴火で流出した剣丸尾溶岩流の東端にできた洞穴です。明治時代の1892年に富士講信者によって発見されました。1本の横穴樹型・3本の井型状樹型・小さな円筒状横穴樹型から成っています。横穴樹型には樹木の木肌がはっきりと残り、底面には溶岩石筍を見ることもできます。富士山を訪れる富士講信者や御師たちによって守られてきました。内部は非公開ですが、年に一度だけ「吉田胎内祭」が開かれます。