船津胎内樹型
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21.船津胎内樹型

河口湖フィールドセンターにある船津胎内神社が入口の船津胎内樹型は、溶岩流で倒れた大樹が焼けてできた空洞のことです。洞穴の壁は肋骨のよう、天井は鍾乳石状、奇妙なしわ模様で覆われ、まるで母体の臓器の中のようです。そこは「御胎内」と呼ばれる、生まれ変わりを体験する霊場です。約20mもの数本の樹型が組み合わさった洞穴は全長約70m。富士講信者が登頂前に身を清める霊場であり、人々の安産祈願の地ともなっています。