御師住宅(旧外川家住宅)
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9.御師住宅(旧外川家住宅)

御師は、富士山に登拝する富士講信者の食事や宿泊などすべての世話と、富士山信仰の祈祷や布教を生業としていました。御師住宅は、御師の家であり宿坊です。富士吉田の街には、最盛期で八十六軒もの御師住宅が連なっていたそうです。江戸時代中期1768年に建てられた旧外川家住宅の母屋は、保存状況の良い貴重な最古の建物。江戸時代後期1861年に再建された小佐野家住宅は、富士講最盛期の建物の間取りを現在に伝えています。